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米シンクタンク、中国の新型コロナ対応への非難は的外れ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2020-05-18 08:59:34 | 新華社 | 編集: 张一

http://www.xinhuanet.com/english/2020-05/13/139051591_15893049770101n.png

米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されているソーラブ・グプタ氏の経歴。(ワシントン=新華社配信)

【新華社ワシントン5月18日】米ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターは、中国が新型コロナウイルスの初期対応に失敗したとする非難の多くが的外れであるとの報告書を発表した。

同シンクタンクのソーラブ・グプタ上級研究員は報告書で「米国や世界の公衆衛生界に注意を呼び掛けることに関して中国に大きな失態はなかった」と指摘した。

米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されたソーラブ・グプタ氏の報告書。(ワシントン=新華社配信)

報告書は、中国の初動に3週間の遅れはなく、当局は感染拡大の初期段階で検査や隔離、検出に焦点を当てていたとし「感染の初期段階に中国が手をこまねいていたと主張する人々にとって、迅速な中国の初期対応はその主張を完全に否定した」と主張している。

台湾が2019年12月31日に新型コロナウイルスが人から人へ感染することを示す根拠を世界保健機関(WHO)に通報したとする意見については「台湾が12月31日にWHOに伝えた内容は、武漢市衛生健康委員会が同日までに公表した事実ほどの有用性はなかった」と説明した。

米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されたソーラブ・グプタ氏の報告書。(ワシントン=新華社配信)

100年に1度のパンデミック(感染症の世界的な大流行)は、予測による管理や単純な解決策を用いるには適しておらず、米国と国際社会は中国の初期対応の事実を誠実に受け止める義務があるとも指摘。「初期段階の『戦場の霧(不確定要素)』にもかかわらず、中国が原因ウイルスの分離に成功し、診断ツールを確立させたことは失敗をはるかに上回る」と強調した。

米国で新型コロナによる死者が増え続けるにつれ、トランプ政権の中には、中国を非難することで自らの誤りに対する批判をそらそうと必死になっている者もいる。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

新華網日本語

米シンクタンク、中国の新型コロナ対応への非難は的外れ

新華網日本語 2020-05-18 08:59:34

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米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されているソーラブ・グプタ氏の経歴。(ワシントン=新華社配信)

【新華社ワシントン5月18日】米ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターは、中国が新型コロナウイルスの初期対応に失敗したとする非難の多くが的外れであるとの報告書を発表した。

同シンクタンクのソーラブ・グプタ上級研究員は報告書で「米国や世界の公衆衛生界に注意を呼び掛けることに関して中国に大きな失態はなかった」と指摘した。

米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されたソーラブ・グプタ氏の報告書。(ワシントン=新華社配信)

報告書は、中国の初動に3週間の遅れはなく、当局は感染拡大の初期段階で検査や隔離、検出に焦点を当てていたとし「感染の初期段階に中国が手をこまねいていたと主張する人々にとって、迅速な中国の初期対応はその主張を完全に否定した」と主張している。

台湾が2019年12月31日に新型コロナウイルスが人から人へ感染することを示す根拠を世界保健機関(WHO)に通報したとする意見については「台湾が12月31日にWHOに伝えた内容は、武漢市衛生健康委員会が同日までに公表した事実ほどの有用性はなかった」と説明した。

米首都ワシントンに拠点を置くシンクタンク、中米研究センターのウェブサイトに掲載されたソーラブ・グプタ氏の報告書。(ワシントン=新華社配信)

100年に1度のパンデミック(感染症の世界的な大流行)は、予測による管理や単純な解決策を用いるには適しておらず、米国と国際社会は中国の初期対応の事実を誠実に受け止める義務があるとも指摘。「初期段階の『戦場の霧(不確定要素)』にもかかわらず、中国が原因ウイルスの分離に成功し、診断ツールを確立させたことは失敗をはるかに上回る」と強調した。

米国で新型コロナによる死者が増え続けるにつれ、トランプ政権の中には、中国を非難することで自らの誤りに対する批判をそらそうと必死になっている者もいる。

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