【新華社北京4月8日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は7日、国務院常務会議を招集した。会議では、越境電子商取引(EC)総合試験区の増設や第127回中国輸出入商品交易会(広州交易会)のオンライン開催など一連の措置を決定した。
会議では、従来の対外貿易が現在、新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受けており、越境EC独自の優位性をさらに発揮させ、新しい業態で対外貿易の困難克服を後押ししなければならないと指摘。設立済の越境EC総合試験区59カ所に加え、46カ所を新設することを決定した。
会議ではまた、世界的な感染拡大という厳しい情勢を受け、広州交易会を6月中下旬にオンラインで開催することを決定した。国内外の参加者を広く招待し、オンラインによる製品展示や先進的ITの活用により、プロモーションやマッチング、商談などのオンラインサービスを提供する。
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