【新華社ハルビン１月１５日】中国黒竜江省の両会（人民代表大会と政治協商会議）によると、同省は２０１９年、「全域観光」（観光業を中心とした地域の協調的発展）、文化・観光業の融合発展を全力で推進、観光客は前年比１９％増の２億２千万人、観光収入は１９・６％増の２６８４億元（１元＝約１６円）に達した。
同省は現在、観光シーズンの真っただ中で、童話のような「氷雪世界」が特に人気を呼んでいる。同省は１９年、伊春市で第２回観光産業発展大会を開催、観光業の質向上・規模拡大を促進している。重点観光景勝地、観光コースを中心に、氷雪ツアー、避暑ツアー、森林観光、湿地観光、ドライブ旅行などを開発するほか、観光誠信（信用）基金を設立、旅行代理店とガイドチームの規範化を強化、観光市場秩序をさらに整備している。
同省の関係責任者の紹介では、ハイレベルの全域観光発展企画を制定、基幹観光コースのレイアウトを整備し、「四季氷雪楽園」など重点文化観光産業プロジェクト１００件の建設を推進する。氷雪観光の発展に力を入れ、その産業チェーンを伸ばし、「氷雪を楽しむ」シリーズイベントを展開、資源を生かして経済の活性化を促進する。観光インフラ整備と質の向上を推進、民泊やオートキャンプ、レンタカーなどのサービスを改善する計画だ。
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