9日、ナイジェリアのオグン州カジョラで行われた起工式を見物する現地の人々。(オグン州=新華社記者/郭駿)
【新華社カジョラ11月11日】中国の鉄道建設大手・中国鉄建傘下の中国土木工程集団(CCECC)が投資建設するナイジェリア初の鉄道車両組立工場の起工式が9日、ナイジェリア南西部のオグン州カジョラで行われた。
同国のオシンバジョ副大統領は起工式のあいさつで、組立工場は稼働後、現代的な鉄道で使用される鉄道車両、部品、メンテナンス設備の組立と生産を行う予定で、将来的には関連設備の西アフリカ地域やアフリカ大陸全土への輸出も期待できると述べた。このプロジェクトは、直接または間接的に5千人の雇用を創出するほか、同国の鉄道車両生産・整備人材育成プラットフォームになっていくという。
中国土木工程集団ナイジェリア現地法人の姜義高(きょう・ぎこう)総経理によると、組立工場の稼働開始当初は年間500両の貨車の組み立てが可能で、溶接、組立、塗装、乾燥、検査など製造における重要な工程が全て行えるという。(記者/郭駿)