中国の李克強国務院総理は4日午後、タイのバンコクで第14回東アジアサミットに出席した。(バンコク=新華社記者/姚大偉)
【新華社バンコク11月5日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は4日午後、タイのバンコクで第14回東アジアサミットに出席した。
李克強氏は次のように強調した。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と長年にわたり、南中国海の平和と安定の維持のため継続的に努力し、絶えず共通認識を築いてきた。南中国海での航行の自由はいかなる問題も存在しない。地域各国は「南中国海行動規範(COC)」の策定を完了させる能力と知恵があり、南中国海の平和と安定を共に守ることができる。地域外の各国は南中国海問題の当事者ではなく、地域各国の努力を確実に尊重し、支持すべきだ。
会議に参加した各国指導者は次のように表明した。各方面は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉を早急に妥結し、地域経済統合の水準引き上げに尽力すべきである。COC協議が前向きな進展を得たことを歓迎する。各方面が海域協力を進め、対話と協議を通じて意見の相違を適切に管理・コントロールし、地域の平和と安定を共に守ることを望む。
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