14日、寧洱ハニ族イ族自治県同心鎮の那柯里村で、馬の背にゆられながら農村の風景を楽しむ観光客。(寧洱=新華社記者/胡超)
【新華社寧洱4月18日】中国雲南省普洱(プーアル)市寧洱(ねいじ)ハニ族イ族自治県にある同心鎮那柯里(なかり)村は、かつてこの地にあった普洱府の「茶馬古道」(雲南の茶とチベットの馬の交易ルート)の重要な宿場町として栄えた歴史を持つ。村内にはイ族やハニ族、タイ族、漢族などの民族300人近くが暮らしている。同地は近年、農村観光を大いに発展させ、農民が収入を増やし、豊かになれるよう取り組み、茶馬古道文化や馬幇(まばん、荷馬を利用したキャラバン)文化および民俗風情あふれる文化などを特色とした農村生態レジャーと観光ブランドを打ち出すことで、古びた宿場町に新たな活力を呼び起こし、国内外の多くの観光客を魅了している。