１５日、握手を交わす李克強総理（左）とプーチン大統領。（シンガポール＝新華社記者／劉衛兵）
【新華社シンガポール１１月１６日】中国の李克強（り・こくきょう）国務院総理は１５日、シンガポールでロシアのプーチン大統領と会見した。
李克強氏は次のように指摘した。中国はロシアとともに、貿易・投資、エネルギー、イノベーション、金融などの分野で協力を引き続き深め、相互に市場参入規制を緩和し、投資・貿易の規模を拡大、ハイテクプロジェクトの実施を推進していきたい。中国・ロシア協力が両国民により多くの幸福をもたらし、互恵・ウィンウィンをよりよく実現することを望んでいる。
プーチン氏は次のように表明した。まもなくブエノスアイレスで開催される２０カ国・地域（Ｇ２０）サミットに出席の際、習近平（しゅう・きんぺい）主席と再会することを期待する。ロシアは中国とともに、既に達成した共通認識を実行に移すと同時に、エネルギー、航空、宇宙、科学技術、共同研究開発、デジタル経済などの分野での協力が新たな成果を収めるよう推進していきたい。
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