中国の李克強（り・こくきょう）国務院総理は現地時間１９日午前、ベルギーのブリュッセルで開かれた第１２回アジア欧州会議（ＡＳＥＭ）首脳会合に出席した際に、ドイツのメルケル首相と会見した。（ブリュッセル＝新華社記者／黄敬文）
【新華社ブリュッセル１０月２０日】中国の李克強（り・こくきょう）国務院総理は現地時間１９日午前、ベルギーのブリュッセルで開かれた第１２回アジア欧州会議（ＡＳＥＭ）首脳会合に出席した際に、ドイツのメルケル首相と会見した。
李克強総理は次のように表明した。複雑で変化に富んだ国際情勢の下、中国はドイツと共に長期的視野に立ち、政治的相互信頼を深め、ハイレベル交流の勢いを保っていきたい。互恵・ウィンウィンの原則を引き続き堅持し、双方向の開放を拡大し、実務協力を深めていきたい。中国はドイツと共に、グローバルな多国間体系を守り、保護貿易主義に反対し、ルールに基づいた、世界貿易機関（ＷＴＯ）を中心とする多角的貿易体制を守っていきたい。
メルケル首相は次のように表明した。一国主義や保護主義が絶えず台頭している現在の状況下で、ドイツは中国と共に、多国間主義とルールに基づいた国際秩序を守っていきたい。
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