27日、舟山市の浙江省自由貿易試験区を視察する李克強総理。(杭州=新華社記者/龐興雷)
【新華社杭州9月30日】李克強(り・こくきょう)中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理は27、28両日、浙江省舟山(しゅうざん)市と台州(だいしゅう)市を視察し、企業座談会を招集した。
李克強氏は国有、民営、外資系企業と金融機関の代表が参加する座談会で、中国には巨大な市場と人的資源の潜在力があり、われわれには困難や課題に対応し、経済の安定を持続させる自信と能力があると表明。ビジネス環境を改善する工夫をし、減税と費用引き下げを一段と強化し、企業融資や物流などのコストを引き下げ、特に零細企業に対して政策支援を実施しなければならないと強調した。