【新華社北京8月13日】第5回中米スポーツセミナーがこのほど、北京で開催され、国家体育総局、北京体育大学、国際野球連盟(IBAF)、NFL、NBA中国のほか、中国と米国の多数の大学と有名企業の代表者が参加した。
国家体育総局の高志丹副局長がセミナー開会のあいさつを行った。続いて国際野球連盟のハービー・シラー元会長は、「スポーツグローバル化の課題」をテーマとした講演を行った。現在、中国で最も人気のあるスポーツはサッカーとバスケットボールだが、このセミナーでは、まだ競技人口は少ないがハイエンドな種目に特に注目し、午前中の主要講演のいくつかはアイスホッケーとアメリカンフットボールに重点を置いて行われた。
NFLインターナショナルCOOのピーター・グリフィス氏は、セミナーの参加者に対して、米国と世界におけるアメリカンフットボールの影響力を詳しく説明し、この「舶来品」が中国で急速に発展していると強調した。北京体育大学学長で中国アイスホッケー協会会長の曹衛東氏は、中国においてアイスホッケーが爆発的に普及している現状を紹介し、将来のビジョンを語った。
2日間にわたって行われた同セミナーでは、メイン会場でコアスポーツ事業について講演が行われた他に、サブ会場ではスポーツ人材、児童体育教育、スポーツ投資と資金調達、スポーツ知的財産権とeスポーツなどについて踏み込んだ討論が行われた。
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