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「秦蜀の道 青銅文明特別展」が成都市で開幕
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-30 17:53:21 | 新華社 | 編集: 郭丹

27日、陜西省宝鶏青銅器博物館が所蔵する西周(紀元前1046~紀元前771年)時代の何尊。何尊は中国で初めて国外持ち出し禁止とされた文化財の一つで、周の成王時代(紀元前11世紀)に「何」という貴族が使用していた礼器。内庭には122字の銘文があり、このうち「宅茲中国」は「中国」という言葉が完全な語句として最初に出現したものとされている。

【新華社成都7月30日】「秦蜀の道 青銅文明特別展」が27日、中国四川省にある成都博物館で開幕した。成都平原(四川盆地西部)、関中平原(陝西省中部を中心とする一帯)、漢中平原(陝西省南西部)の3カ所からの青銅器、国家1級文化財55点を含む計250点以上を展示。それらは商・周時代(紀元前1600年頃~紀元前221年)の秦・蜀両地の文化交流の相互作用を物語り、古代秦嶺山脈の南北交通ルートの研究に新たな視点を提供している。青銅は人類の冶金の歴史で最も古い合金であり、青銅礼器は礼制の象徴物として古代中国で重要な役割を果たした。特別展は11月11日まで、無料で一般公開されている。(新華社記者/王迪)

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「秦蜀の道 青銅文明特別展」が成都市で開幕

新華網日本語 2018-07-30 17:53:21

27日、陜西省宝鶏青銅器博物館が所蔵する西周(紀元前1046~紀元前771年)時代の何尊。何尊は中国で初めて国外持ち出し禁止とされた文化財の一つで、周の成王時代(紀元前11世紀)に「何」という貴族が使用していた礼器。内庭には122字の銘文があり、このうち「宅茲中国」は「中国」という言葉が完全な語句として最初に出現したものとされている。

【新華社成都7月30日】「秦蜀の道 青銅文明特別展」が27日、中国四川省にある成都博物館で開幕した。成都平原(四川盆地西部)、関中平原(陝西省中部を中心とする一帯)、漢中平原(陝西省南西部)の3カ所からの青銅器、国家1級文化財55点を含む計250点以上を展示。それらは商・周時代(紀元前1600年頃~紀元前221年)の秦・蜀両地の文化交流の相互作用を物語り、古代秦嶺山脈の南北交通ルートの研究に新たな視点を提供している。青銅は人類の冶金の歴史で最も古い合金であり、青銅礼器は礼制の象徴物として古代中国で重要な役割を果たした。特別展は11月11日まで、無料で一般公開されている。(新華社記者/王迪)

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