【新華社北京7月26日】ロシアの液化天然ガス(LNG)運搬船一隻がこのほど、北極海の北東航路を経て中国江蘇省南通市の如東港に到着し、ロシア北極圏のヤマルLNGプロジェクトで生産されたLNGが、初めて中国石油天然気集団公司(中国石油)に引き渡された。中ロが共同で建設する「氷上シルクロード」は新たな進展を迎えた。
分析によると「氷上シルクロード」の建設は、北極圏でのエネルギー、航路の開発を実現し、中ロエネルギー協力を促進するだけでなく、東アジア-欧州間の輸送距離を短縮し、アジア・欧州間協力で新たな道を切り開くという。
「氷上シルクロード」は、北極圏のエネルギーの宝庫を開き、欧州への航路を短縮する。航路を大幅に短縮し、輸送コスト削減すると同時に、船舶輸送の安全リスクも低減する。直接的な経済的効果と利益をもたらすだけでなく、ユーラシア大陸での貿易のポテンシャルを掘り起こすことになる。
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