12日、円明園に運ぶ漢白玉螭頭を、北京市海淀区の清河街道事務所で車に積み込む作業員。
【新華社北京6月14日】円明園遺失文物の回帰式が14日、北京市海淀区の清河街道事務所(市あるいは区政府の出先機関)で行われ、出土した4点の「漢白玉螭頭(かんはくぎょくちしゅ)」が円明園の「大家族」に戻った。これら4点は清河の工事現場で出土し、市民の杜澤寧さんが発見して同事務所に連絡し、保管されていた。この件を知った円明園管理処は、園内で所蔵する文物の情報と照らし合わせて鑑定し、これら4点が遺失した円明園の文物「漢白玉螭頭」だと判断した。(新華社記者/羅暁光)