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560点の古い写真に見る中国の古建築物の美
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-06-05 22:42:14 | 新華社 | 編集: 王珊寧

 【新華社成都6月5日】中国四川省の成都博物館は9日から、著名建築家の梁思成氏らが残した同省徳陽市南西部の古都広漢市の古い写真560点を展示する展覧会を開く。これらの写真を通して、中国の古い建築物の美を味わうことができる。

 「都市の姿―営造学社のレンズを通した広漢」をテーマに開催される同展覧会では、古い写真の中の古都広漢を通じて、昔の都市の姿を垣間見ることができる。百年前の中国の都市は、どこも城壁やアーチ状の構造物、役所、孔子廟、関岳廟、城隍廟、奎星閣などが設けられていた。これらの配置には昔の中国の文化を解き明かすカギが隠されていて、それぞれが豊富な文化的背景と長い習慣を具現化していた。

 80年前、中国営造学社の建築家梁思成、劉致平らは四川省成都市の北にある古都広漢を訪れた。その時、広漢の町全体がよく保存され、古く美しい建築物が軒を連ねているのに彼らが衝撃を受け、立ち去るのが惜しくなった。壮大なアーチ状の構造物、複雑な彫刻、含蓄のある斗組(ますぐみ)の反り、飄逸で味わい深い壁画など、すべてが非常に魅力的だったという。

 1930年設立の中国営造学社は、古い建築物の保護・研究を目的とした民間学術団体で、梁思成氏や劉惇楨氏といった著名な学者による現地取材や調査を通して、世に埋もれていた中国の古い建築物を再び世間に紹介してきた。(記者/童芳

 

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560点の古い写真に見る中国の古建築物の美

新華網日本語 2018-06-05 22:42:14

 【新華社成都6月5日】中国四川省の成都博物館は9日から、著名建築家の梁思成氏らが残した同省徳陽市南西部の古都広漢市の古い写真560点を展示する展覧会を開く。これらの写真を通して、中国の古い建築物の美を味わうことができる。

 「都市の姿―営造学社のレンズを通した広漢」をテーマに開催される同展覧会では、古い写真の中の古都広漢を通じて、昔の都市の姿を垣間見ることができる。百年前の中国の都市は、どこも城壁やアーチ状の構造物、役所、孔子廟、関岳廟、城隍廟、奎星閣などが設けられていた。これらの配置には昔の中国の文化を解き明かすカギが隠されていて、それぞれが豊富な文化的背景と長い習慣を具現化していた。

 80年前、中国営造学社の建築家梁思成、劉致平らは四川省成都市の北にある古都広漢を訪れた。その時、広漢の町全体がよく保存され、古く美しい建築物が軒を連ねているのに彼らが衝撃を受け、立ち去るのが惜しくなった。壮大なアーチ状の構造物、複雑な彫刻、含蓄のある斗組(ますぐみ)の反り、飄逸で味わい深い壁画など、すべてが非常に魅力的だったという。

 1930年設立の中国営造学社は、古い建築物の保護・研究を目的とした民間学術団体で、梁思成氏や劉惇楨氏といった著名な学者による現地取材や調査を通して、世に埋もれていた中国の古い建築物を再び世間に紹介してきた。(記者/童芳

 

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