(タクシーが道を進んでいる)
タクシーの運転手たちは毎日、都市のあちらこちらを走っているため、都市の発展や変遷を常に目の当たりにし、また人々の声を直接耳にしている。
「タクシーというのはある種の『総合大学』です。」そう語るのは北京のタクシー運転手、2017年全国五一労働賞の受賞者の王建生さんで、彼は誇らしげに「この移動する窓を通して、運転手たちは多くのことを学びますし、この世界の最新で最速の変化も観察しています。」と述べた。
マスクをする人が減り、QRコードをスキャンする人が増えた
毎日戸外を走り回るタクシーの運転手たちは、空気の変化にも非常に敏感だ。主に海澱区で車を走らせている運転手の楊中政さんは、「数年前は、窓を開けることは言うまでもなく、乗客は車の中でもマスクをつけていましたが、今では少なくなりました。」と述べた。楊中政さんは車の窓を半分開けながら「政府の管理はやはりとても効果的です」と語った。
青空と白い雲の下の北京CBD(中心業務地区)。新華社記者、羅暁光撮影
「乗車の習慣について、変化が最も目覚ましいのは、支払い方法です。」運転手の楊さんは車に貼られたQRコードを手で示しながら、「今では年配の方々が車に乗る前に最初にすることが、微信(Wechat)か支付宝(Alipay)で払えるか聞くことになりました。一日に20回以上お客を乗せますが、現金で支払うのは一人か二人です。」と語った。
(インターネット+は至る所に、デジタル中国があなたに手を振る)