【新華社ベイルート3月2日】緊急人道支援として中国がレバノンに提供した食糧の支給セレモニーが2月27日、レバノン北部の町ミニエ(Minieh)で行われ、シリア難民の家族200世帯が中国政府から供与されたコメを受け取った。
在レバノン中国大使館の王克倹大使、張鳳玲経済参事官と、レバノン社会問題省のアフマド局長らがセレモニーに出席した。王氏は、シリア危機発生後、シリア難民の人道状況を改善するため、中国政府はシリアやレバノンなど周辺諸国に、防水布や医療機器、食糧などを含む多くの人道支援を何度も提供してきたと語った。また、今回レバノンに提供した2764トンのコメは、中国がかねてから援助を約束していたもので,現在すべてレバノンに輸送されており、同国の社会問題省が支給する。
アフマド氏は、中国の支持と支援を高く評価し、感謝の意を示した。そして「中国がこれまで提供した生活物資や医療機器は非常に時宜にかなっており、品質も信頼できるもので、シリア難民の生活や難民に対する医療などの困難を効果的に解消した。今回中国が提供した緊急支援の食糧は、レバノン政府の負担を軽減してくれる」と述べた。
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