【新華社平昌２月２７日】第２３回五輪冬季競技大会は２５日夜、平昌五輪スタジアムで閉会式を行った。次回冬季五輪開催国の中国は８分間にわたるＰＲパフォーマンスを行った。習近平国家主席も映像で登場し、「２０２２年、相約北京！」（２０２２年に北京でお会いしましょう！）と心のこもった招待のメッセージを全世界に送った。

  ステージには、ローラースケーター２２人とメッセージを届けるパンダに扮したやはりスケーターの２人、さらに２４体のスマートロボットが登場。アイスホッケーやカーリング、スキーなどの冬季競技を象徴するパフォーマンスを行ったほか、スケーターの滑った軌跡とハイテクの映像を結合して、中国結びや竜・鳳凰、高速鉄道、大型航空機、宇宙機など中国をイメージさせる要素を次々と表現し、中国の歴史や文化、さらに現代の様子をありありと映し出した。北京冬季五輪のエンブレム「冬の夢」、コバルトブルーの地球、子どもたちの笑顔、オリーブの枝と梅の花で編んだ花の冠などが続々と現れ、「人類運命共同体」構築の推進という中国の大国としての責任感も表現された。

  パフォーマンス後半には、大型ディスプレイで映像が流され、メッセンジャー役の２頭のパンダが登場し、中国の人々から世界に向けて送られた心からの招待のメッセージを中国各地から収集。習近平主席も登場し「私と何億何万の中国人民は全世界の友人を歓迎します。２０２２年、北京でお会いしましょう！ようこそ皆さん、ようこそ友人たち！」とメッセージを送った。

  中国からの友情のメッセージを封筒に入れたパンダは、それを運んで平昌五輪スタジアムに到着。ステージ中央には巨大な封筒が現れた。封筒が開くと、笑顔で世界を招待する習主席や中国各地の人々の姿が映し出された。封筒の下には、第１回から第２３回までの冬季五輪開催年が１９２４年から順に現われた。「２０２２」はスケーターの軌跡とともに描き出され、北京冬期五輪に対する期待と祝福のこもったパフォーマンスは終了した。

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