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2016年、中国多数地域でCO2増加幅が世界平均を下回る
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-01-17 09:00:16 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【新華社北京1月17日】中国気象局がこのほど発表した報告によると、2016年、中国陸地部における大気中二酸化炭素(CO2)の平均濃度は402・5±4・5ppm(1ppmは100万分の1)となり、世界平均濃度の400・0±4・3ppmをやや上回った。ただ多くの地域でのCO2濃度の増加幅は、世界平均の約3・3ppmを下回った。

  同局の担当責任者によると、各地の温室効果ガスの濃度は地域経済の発展のレベルと関係する。黒竜江竜鳳山ステーションは東北平原に位置するため、大気中のCO2濃度は最も低い。一方、北京上甸子は北京・天津・河北経済区、浙江臨安区は長江経済ベルトなど発達した地域に位置するため比較的高い。浙江省の臨安ステーションは農業・工業排出の影響で、メタンガスの濃度が最も高かった。

  中国気象局では1996年より温室効果ガスのバックグランド汚染観測を開始した。現在、青海省瓦里関、北京市上甸子、浙江省臨安、黒竜江省竜鳳山、湖北省金沙、雲南省シャングリラ、新疆ウイグル自治区アクダラの7つのバックグランド観測ステーションが整備され、瓦里関ステーションは世界31カ所のグローバル大気バックグラウンド観測ステーションに指定されている。

  

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2016年、中国多数地域でCO2増加幅が世界平均を下回る

新華網日本語 2018-01-17 09:00:16

  【新華社北京1月17日】中国気象局がこのほど発表した報告によると、2016年、中国陸地部における大気中二酸化炭素(CO2)の平均濃度は402・5±4・5ppm(1ppmは100万分の1)となり、世界平均濃度の400・0±4・3ppmをやや上回った。ただ多くの地域でのCO2濃度の増加幅は、世界平均の約3・3ppmを下回った。

  同局の担当責任者によると、各地の温室効果ガスの濃度は地域経済の発展のレベルと関係する。黒竜江竜鳳山ステーションは東北平原に位置するため、大気中のCO2濃度は最も低い。一方、北京上甸子は北京・天津・河北経済区、浙江臨安区は長江経済ベルトなど発達した地域に位置するため比較的高い。浙江省の臨安ステーションは農業・工業排出の影響で、メタンガスの濃度が最も高かった。

  中国気象局では1996年より温室効果ガスのバックグランド汚染観測を開始した。現在、青海省瓦里関、北京市上甸子、浙江省臨安、黒竜江省竜鳳山、湖北省金沙、雲南省シャングリラ、新疆ウイグル自治区アクダラの7つのバックグランド観測ステーションが整備され、瓦里関ステーションは世界31カ所のグローバル大気バックグラウンド観測ステーションに指定されている。

  

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