【新華社ダマスカス1月8日】中国の駐シリア大使館は7日に公告を発表し、中国国民と関連旅行会社に対し、シリアへの渡航やツアーの催行を一時控えるよう勧告した。
勧告によると、シリアは現在も危険度の高い渡航先に属する。シリア政府軍と反政府武装グループとの衝突が各地で起きており、政府軍の制圧地域でのテロや誘拐、強盗などの事件も頻発している。シリアは依然として、中国国民の個人または団体の旅行先として最も基本的な安全を備えていない。
中国の駐シリア大使館は、中国国民と関連旅行会社に対し、シリアへの渡航やツアーの催行を一時控えるよう再度通達した。大使館はまた、シリアに滞在中の中国国民やビジネス関係者が高い警戒を保ち、安全・防護と緊急時の準備を強化し、緊急事態に遭遇した場合は速やかにシリアの地元警察に連絡するか、中国駐シリア大使館の領事保護連絡員、外交部全世界領事保護・サービス緊急コールセンターに電話するよう注意を喚起している。
中国在シリア大使館は2017年11月21日、海外安全情報を発出し、国民に対し、シリアへの不要不急の渡航を一時控えるよう勧告していた。
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