【新華社北京１２月２３日】中国外交部の華春瑩報道官は２３日、国連安全保障理事会で朝鮮のミサイル発射問題に関する第２３９７号決議が全会一致で採択されたことについてコメントを求められ、次のように述べた。
国連安保理で２３日、朝鮮が先月行った大陸間弾道ミサイル〈ＩＣＢＭ〉発射に対する第２３９７号決議が全会一致で採択された。決議は朝鮮に対する制裁措置を適度に強化するもので、同時に朝鮮の一般市民に人道上マイナスの影響を与えてはならず、正常な経済活動と協力、食糧援助と人道援助に影響を与えてはならず、朝鮮駐在外交使節団の活動に影響を与えてはならないと強調し、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定の維持をあらためて表明し、平和的、外交的、政治的な問題解決を呼びかけ、６カ国協議の再開を支持し、さらに関係各方面が措置をとって半島の緊張を下げなければならないと強調している。中国は関係各方面が今回の決議を含め安保理の朝鮮に対する決議を全面的に、バランスをとって実行し、半島の問題の平和的解決を図るよう希望する。
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