【新華社北京11月9日】「中国化学肥料利用効率(化学肥料使用量)評定報告(2000~2015年)」(『報告』と略称、以下同)がこのほど、正式に公表された。「報告」によると、2015年に全国化学肥料使用量は前年に比べ26万2000トン増の6022万6000トン、伸び率は0.44%に過ぎず、大幅な鈍化が見られた。専門家によると、化学肥料使用量伸び率が1%以下になったのは2001年以来で初めてで、「第13次5ヵ年計画」(『十三五』)期間に中国の化学肥料使用量がゼロ成長を維持するとの目標は、期限通りに実現されると見込まれる。
地域別から見れば、化学肥料使用量が増加したのは19の省で、減少したのは12の省である。そのうち、湖北省の寄与度が最大で、減少幅は14万4000トンで最も大きい。その次の内訳として、山東省は4万6000トン減、江蘇省は3万6000トン減、安徽省は2万7000トン減、浙江省は2万1000トン減となっている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。