新華網北京9月26日 習近平国家主席は25日、英国のテリーザ・メイ首相と電話で会談した。
習主席は、メイ首相とはG20ハンブルク・サミットでの会見時に、中国と英国が21世紀に向けたグローバルな全面的戦略パートナーシップを深化させ、引き続き両国関係の「黄金時代」を築くことで一致したと指摘した。また、今年は中英の大使級外交関係樹立45周年にあたり、両国は上層部の交流を保持し、各分野のメカニズム的対話を推進し、経済貿易と人文交流の力強い勢いを保持し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の枠組み内での発展戦略の連結を深化させ、世界平和と発展の維持における協力を強化しなければならないと述べた。
メイ首相は、英国は中国との関係の発展を非常に重視し、両国関係の「黄金時代」の方向を堅持し、中国と共に、上層部で密接に交流し、戦略的対話をきちんと利用し、経済貿易や安全、人文分野でのパートナーシップを深化させ、欧州と中国の関係の発展を推進するよう望んでいると述べた。
両国首脳は、朝鮮半島情勢について意見を交換した。習主席は、中国と英国は共に国連安保理の常任理事国として責任があり、地域・世界の平和維持の観点から問題に取り組む義務も有しているとし、英国が忠告と話し合いに積極的に尽力し、情勢緩和、対話再開のために建設的な役割を発揮するよう希望すると強調した。
メイ首相は、英国は国際・地域の平和と安定の維持に努め、朝鮮半島の核問題の平和的解決に尽力すると述べた。また、英国は朝鮮半島問題の解決における中国の重要な影響力を重視し、中国の努力を称賛するとし、中国とのコミュニケーションと協力を強化する意向を表明した。
(新華社より)
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