新華網モスクワ6月19日 ロシアのプーチン大統領は15日、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムは並ぶもののない国際会議で、サミット開催の成功はユーラシア大陸と他地域内の相互協力における新たな段階を切り開いたと語った。
プーチン大統領は同日、テレビ番組「プーチン・ホットライン」に出演後、メディアのインタビューに応じた。プーチン大統領はまず中国記者からの「一帯一路」に関する問題について答えた。
プーチン大統領は次のように語った。ロシアと中国の双方は、ユーラシア経済連合(EEU)とシルクロード経済ベルトの構築プロセスにおいて団結し努力することができ、両国は経済分野の戦略的パートナーであるだけでなく、互いに多くの似た目標を持ち、潜在力を相互に補い合っている。「我たちが効果的な協力を展開させて、両国人民にメリットをもたらし、国際情勢に積極的な影響を与えるようになります」。
ロ日関係と南千島列島(日本は北方四島と称す)などに関する日本メディアの問題について答えた際、プーチン大統領は、ロ日両国は領土問題を解決し、相互信頼を増進するために有利な条件を創り出す必要があり、そうしないと他の事は何も始まらない。今、南千島列島の「共同開発」について語り合うのはまだ早い、との見方を示した。プーチン大統領は、日本が「同盟国」に対して負ったある地域における義務が、まさにロ日間の問題解決を遅らせたとも指摘していた。
(新華社より)
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