習近平国家主席のロシア公式訪問への出発を控えた6日、ロシア世論基金はこのほど行った世論調査の結果を発表した。それによると、ロシア人の77%が「中国はロシアの友好国」との見方を示したという。9日には中国の儀仗隊がロシアの赤の広場を行進し、このことは友情を語り継ぎ、手を取り合って美しい明日を作り出そうとする中ロ両国国民の新たなシンボルとみなされている。
調査によると、過去約10年の間に中国を友好国とみなす回答者が大幅に増加し、2006年の48%から今回は77%に増えた。中ロの友好に反対する人は06年の30%から今回は9%に減り、54%が中国の強大さはロシアの利益にとって脅威にはならないとの見方を示した。
同基金は4月25日・26日、ロシア43地域の人口が集まる住民居住地100カ所で1500人を対象に世論調査を行った。回答者の56%が中ロ関係は改善されたとみており、悪くなったとする人は1%にとどまった。両国の発展水準や発展ペースの比較では、回答者の70%が「中国の方がより成功している」と答えた。32%が「現在は中国との政治・経済面での連携を強化することが、西側との関係よりも重要」と考え、19%がこれと反対の意見を述べ、35%がロシアは同時に中国とも欧州とも協力していかなければならないとの見方を示した。
(人民網日本語版)
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