習近平主席、ロシアのメディアに署名入りで寄稿

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-05-08 10:33:13 | 編集: 彭纯
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    【新華社5月8日】5月7日、ロシアの大祖国戦争勝利70周年記念行事への出席とロシア訪問を前に、習近平国家主席はロシアの地元紙『ロシア新聞』(Росссийская газета)に『歴史を銘記し、未来を切り開く』と題した署名入り文章が発表された。主な内容は以下の通り。

    5月9日、即ち世界反ファシズム戦争勝利の日が到来するにあたり、私はロシア連邦のプーチン大統領の招きを受けて、モスクワでロシア大祖国戦争勝利70周年記念行事に出席し、ロシアを訪問し、ロシア人と世界の人々とともにこの神聖な記念日を慶祝する。

    歴史を振り返り、ファシズムと軍国主義が発動した侵略戦争は、中国、ロシアなどの欧州とアジア地域及びその他の地域の多くの国と人民に人類史上空前の災難と災禍をもたらした。あの正義と邪悪、光明と暗暗、自由と奴隷のような酷使との決死の戦闘で、中国、ロシアなどの50余りの国の人民が一致団結し、世界の平和を愛するすべての人々と一致団結し、幅広い世界的な反ファシズム及び反軍国主義統一戦線を結成し、血を浴びて奮起して戦い、肩を並べて戦闘に加わり、ついに野蛮な侵略者を打ち倒し、世界の平和を勝ち取った。

    中国人民とロシアの人々は反ファシズム・軍国主義の戦闘で、相互に支持し、相互に援助し、肩を並べて戦闘に参加し、鮮血と生命で戦闘の友誼の絆を結んだ。祖国を守る戦争の最も困難なときに、中華民族の多くの気骨ある青年男女がファシズムのドイツ軍に抵抗した勇敢な列に毅然として身を投じた。

    歴史の忘却は裏切りを意味する。中ロ両国の人民は堅固な決意と努力によって、世界の平和を愛するすべての国家や人民と共に、第二次世界大戦の歴史を否認し、歪曲し、改ざんしようとする企てや行為に対し断固として反対する。

    中ロ両国は今年第二次世界大戦勝利70周年を祝賀・記念する一連の活動を行う。国連やその他の国際および地域組織も一連の祝賀・記念活動をすでに開催したかこれから開催する見通しだ。

    第二次世界大戦の悲惨な教訓は、弱肉強食、ジャングルの法則は人類共存の道ではないことを人々に伝えている。

    今日の人類は、かつてのどんな時よりも平和と発展という目標に向かってまい進することのできる状況にあり、協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係の構築に一層努めてゆくべきだ。

    中華民族とロシア民族はいずれも偉大な民族だ。当時、我々は苦楽を共にし、鮮血をもって非常に強固な戦闘的友情をうち固めた。今日、中ロ両国の人民は手を携えて前進し、平和を共に守り、発展を共に促進させ、世界の長期的な平和や人類共通の進歩を強固とするために引き続き自らの貢献を作り出してゆくだろう。

    (新華網日本語)

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