【新華社長沙5月7日】世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日を前に、湖南省芷江侗族自治県にある中国人民抗日戦争勝利受降記念館は6日、中国を援助したソ連空軍と中国の軍人と民衆が一丸となって日本の侵略者に対抗した貴重な歴史的映像を公開した。
この歴史的映像は5分18秒に及び、主にソ連援中の空軍志願者の選抜、日常の飛行訓練、中国空軍との作戦プラン共同研究及び日本空軍と熾烈な戦闘といった歴史的シーンを記録している。
中国人民抗日戦争勝利受降記念館の呉建宏館長は記者に次のように述べた。この映像はシェンノート指揮官が率いる米国援中空軍「フライング・タイガース」が中国に到着する前に、中国芷江にソ連援中空軍が駐留していたことを示すものだ。この航空隊は「正義の剣」と呼ばれた。
呉建宏館長は次のように述べた。これらの貴重な歴史的シーンは普段は目にすることができない。今年はロシアのある資料館から苦心して探し出した。この映像を公開したのは、ソ連援中空軍と中国の軍人と民衆が肩を擦り寄せて抗日に挑んだ重要な歴史をより多くの人々理解してもらい、この鮮血で鋳造された友誼を永遠に持続させるためだ。記念館はこの時代の歴史史料の整理と研究を徹底して行い、この時期の封印された歴史を代々にわたり、伝承していく。
(新華網日本語)
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