中国国家統計局は29日、北京で『2014年全国農民工観測調査報告』を発表し「2014年全国の農民工数は前年より1.9%増えて、501万人多い2億7395万人に上った。そのうち、出稼ぎ農民工の数は1億6821万人で、前年より211万人増え、1.3%の成長率となった。中国農民工の増加率は4年連続で低下している」と明らかにしました。
『報告』によりますと、2010年から中国農民工と出稼ぎ農民工はいずれも増加率が低下しており、2011年から2014年にかけて、前年より1.0、0.5、1.5、0.5ポイントとそれぞれ低くなっていることがわかりました。
中国の農民工は6割以上が男性で、そのほとんどが18歳から45歳くらいまでの年齢層の人です。若い農民工の割合が年々減っているに連れて、農民工の平均年齢は35.5歳から38.3歳に上がりました。また、2014年に技術・能力訓練を受けた農民工の比率は前年より2.1ポイント上がり、34.8%に達しました。
2014年農民工の一人当たりの月給は2864元で、前年より255元多く、9.8%増えました。各業種の農民工の収入は増長の勢いを見せていますが、製造業、建築業、住民サービス提供、修理、その他のサービス業の収入の増加が比較的早いということです。
(中国国際放送局)
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