【新華社北京4月30日】習近平国家主席は29日、人民大会堂でアルジェリアのセラル首相と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中国とアルジェリアは兄弟であり、友人だ。民族独立と国家主権を守る闘争において、国家建設を推進し世界平和の発展を促進させる事業において、両国は一貫して支え合い、深い友情を結び、強固な相互信頼を築き上げてきた。昨年、中国とアルジェリアが全面的戦略パートナーシップの構築を宣言したことは、両国関係が新たな発展の段階に入ったのを示している。双方は共に努力し、両国関係がさらなる発展を遂げられるよう推し進めてゆくべきだ。
習近平主席は次のように強調した。中国とアルジェリアの両国は政治的相互信頼を絶えず増進し、戦略的疎通を強化し、互いの核心的利益と重大な関心を寄せる問題に関わる面で、引き続き支え合い、関連の国際体系や秩序、開発途上国の権益などに関わる重大な議題において、緊密に調和や協力を行うべきだ。中国・アルジェリア両国の発展戦略はたいへん強力な相互補完性と一致性を備えており、中国側はアルジェリアの発展のための建設に積極的に参与し、二国間協力が新たな成果や新たな突破を絶えず獲得できるよう推進するのを望んでいる。両国はまた文化、教育、衛生、ニュースといった人文分野での交流や協力も拡大してゆく。
セラル首相は、中国とアルジェリアの両国は多くの重要な国際問題に対して考え方が近く、密接な意思疎通と調和を維持しつつある。アルジェリアはバンドン精神を堅持し、世界や地域の平和、安定、公正および発展の促進に取り組んでゆく。アルジェリア側は中国・アフリカ協力フォーラムと「一带一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」の枠組みの下で中国との協力に積極的に参与してゆきたいと強調した。
（新華網日本語）
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