【新華社北京4月29日】中国外交部の洪磊報道官は28日、中国側の島礁建設は長年の科学的評価と厳密な論証を経たもので、厳しい環境保護の標準と要求があり、南中国海の生態環境に対して破壊することはないと表明した。
当日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、フィリピン漁業と水産資源局局長が、中国の南中国海島礁建設は当地のサンゴ礁を破壊し、フィリピンの漁民生計に影響したと称した。中国側はこれに対しどのように評するのか。
洪磊報道官は次のように述べた。中国は南沙群島及びその付近の海域に対し、争う余地のない主権を持っている。中国側は自分の島礁で建設し、島礁の生態保護に対しては誰よりも関心し、重視するのだ。
洪磊報道官は、「フィリピン側のいわゆる中国側の島礁建設がフィリピン側に损害を与える言い方はどういう依拠があるのか」と述べた。(翻訳・編集/王珊寧)