赤十字国際委員会、核兵器の廃棄を呼びかける

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-04-29 09:00:52 | 編集: 谢艳
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   【新華社ジュネーヴ4月28日】赤十字国際委員会(ICRC)のモレル委員長は27日ジュネーヴで、各種の核兵器をできるだけ早く廃棄するよう世界中に呼びかけた。

   モレル委員長は当日発表した声明で次のように述べた。日本・広島と長崎で原子爆弾が投下されてから70年後になる今日、核兵器は人類に対し「容認できない」脅威を作り上げ続けてきた。核兵器の破壊力はこの上ないもので、災難的な結果をもたらす。しかし、この種の兵器は今に至るまで未だ禁止されていない。

   モレル委員長は現在米国・ニューヨークの国連本部で 『核拡散防止条約(NPT)』再検討会議に出席中の代表らに、全世界の核兵器廃絶のためにたゆまぬ努力を行い、またそのために具体的な時間表(タイムライン システム)を策定するよう呼びかけた。

   『核拡散防止条約』再検討会議が27日開幕した。会議では条約のここ5年の執行状況を審議し、各国の代表が核軍縮や核不拡散および原子力の平和的利用などについて討論を行う。

(新華網日本語)  

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