【新華社シガツェ4月28日】記者が26日深夜、チベット自治区地震対策災害救援の前線指揮部から得た情報によると、現時点までに、ネパール「4·25」地震ですでに中国・チベット自治区シガツェ市境内では少なくとも20人が死亡、4人が行方不明、58人がけがをし、24803人が移転・配置したとのことだ。
ネパールでの強震の被害の影響を受け、チベット自治区シガツェの地震被災地では1206軒の家屋が倒れ、9974軒の家屋が異なる程度で損傷を受けた。また54軒の寺院が損傷を受けた。現在、シガツェ市ではすでに援助人員17361人が出動し、大型機械34台が使用されているという。
地震の影響により、ニャラム県からダム方面、キドン県(吉隆県)から熱索橋と乃井方面、ティンリ県から曲当郷と絨轄郷方面、ディンキェ県から陳塘鎮方面へ向かう道路に異なる程度の陥没現象が現れ、交通が一時中断している。道路交通の安全を確保するため、被災地域の一部地域ではすでに臨時的に交通規制が実施されている。
(新華網日本語)
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