25日にネパールでマグニチュード8.1の大地震が起きました。その影響により、26日深夜までに、ネパールに隣接する中国チベット自治区のシガツェ市では少なくとも20人が死亡、4人が行方不明となった他、58人がけがをし、2万4803人が避難しました。このほか、家屋1206棟が倒壊し、54の寺院が損害を蒙りました。
震災の状況に応じて、中国国家減災委員会と民政省がそれぞれ国家四級レベルの緊急対応措置を三級レベルに引き上げ、財政省、国土資源省など8部門からなる国務院救援活動チームが被災地に派遣されました。
被災地住民の生活を確保するため、民政省は1万5000張のテントを追加調達しました。これまでに、民政省はあわせてテント2万張と綿入れの服3万着、綿入れの掛け布団3万枚、折りたたみ式ベッド1.5万張、寝袋1.5万セットなどといった救援物資を送り届けました。
(中国国際放送局)
推薦記事:
ネパール地震、死者が少なくとも3218人
中国政府医療隊がネパールに到着
初の中国政府医療救援隊が27日ネパールへ赴く
ネパール大地震、中国チベット自治区で20万人が被災
緊急人道物資援助ネパールに提供 中国政府決定