上海で弁護士として働く方さんによると、オンラインで、自転車やフィットネス用器材など、さまざまな用品を「短期間」レンタルする機会がますます増えているという。彼女は、一定期間使用した後返却し、また必要なときにはレンタルして返すことを繰り返している。
ネットワークが我々に提供してくれるサービスは、上記にとどまらない。卒業シーズンが来ると、各大型大学の「中古品販売フォーラム」へのアクセスが猛烈に集中する。学生たちはもはや、わざわざキャンパスで屋台を開き、照りつける日差しの中で不用品を販売する必要はなくなった。大学の清掃担当者も、屋台から大量のごみが出ることを心配しなくて済むようになった。自分が売りたい品物の写真を撮り、コメントを少し追加して、ネット上で「公開」した後、購入希望者との間で値段の交渉が成立すれば、めでたく取引完了となる。
中国社会科学院で経済学博士号を取得した荊林波氏は、次のような見方を示した。
Eコマース企業は、このような消費の潮流に関心を持たなければならない。現在のネット上のサービスは、消費者の日用品レンタル需要を完全に満たすものではない。レンタルスポットの数を増やす、借りた場所とは異なる場所で返せるようなシステムを作る、短時間レンタル料を見直し、時間単位の料金を設定する、さらにはレンタル品の消毒やメンテナンス体制の完備なども検討すべきだ。この市場が計り知れない可能性を秘めていることは間違いない。
(人民網日本語版)
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