【新華社東京4月27日】千人以上の日本の民衆が26日午後、東京の街をデモ行進した。「辺野古基地建設に反対」、「日米軍事同盟に反対」などと書かれたプラカードを掲げ、米国の訪問が始まったばかりの安倍首相に沖縄での新しい米軍基地建設に反対する日本国民の声を米国政府に伝えるように呼びかけた。
デモを組織した野平氏は記者にこう語った。第二次世界大戦終戦後、米国政府は日本で多くの土地を強制的に収用した。今では沖縄に多くの米軍基地が集中し、沖縄の人々は新しい基地を受け入れることができない。
野平氏はまた「我々はデモ行進を通じて、米国を訪問中の安倍首相から米国政府にメッセージを伝えることを希望している。それは我々日本国民と沖縄の人々が辺野古の新米軍基地建設に断固として反対していることだ。」と述べた。
安倍首相は26日、8日間の米国訪問に出発した。これより先に、安倍首相は東京で沖縄県の翁長雄志知事と面会し、普天間米軍基地の名護市辺野古沿岸への移転に同意するように説得を試みた。だが、この要請は翁長雄志知事に拒否された。
同日、デモに参加した加藤宣子さんは「私たちは翁長雄志知事が新米軍基地建設に反対することに賛同しており、知事の背後に無数の日本国民の支持がある。」と語った。
(新華網日本語)
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