新華社記者 李学仁 撮
【新華社イスラマバード4月21日】習近平国家主席は20日、イスラマバードでパキスタン統合参謀本部議長マフムード大将、シャリフ陸軍参謀長、Zakaullah海軍参謀長、Oman空軍参謀長ら軍側の指導者と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。パキスタン軍は中国・パキスタンの友好の大黒柱で、長期にわたり、両国関係の発展のために重要な役割を発揮してきた。新しい情勢の下、我々がより緊密な中国・パキスタンの運命共同体を作り上げるには、同様にパキスタン軍側の理解と支持を切り離すことはできない。中国・パキスタンの両軍がハイレベルでの相互訪問の勢いを保つには、防衛と安全保障の協議メカニズムを着実に用いて、両国の戦略的協力の内包を充実させねばならない。中国側はパキスタン側が独立、主権、領土保全を守る努力を堅固に支持し、パキスタン側が自身の国情に基づいて対テロ戦略を推進するのを堅固に支持する。パキスタンがテロリズムを打ち砕くために骨の折れる努力を行ってきたことは、当地域の平和を守り、発展を促進させる重要な力だといえる。ここ数年、中国・パキスタンの対テロ協力は顕著な成果を獲得しており、これは中国・パキスタンの安全の擁護に対して重大な意義をもつ。
マフムード大将らパキスタン軍側指導者は習近平主席のパキスタン訪問を熱烈に歓迎し、次のように表明した。パキスタンと中国の関係は全面的、長期的且つ戦略的な意義があり、強固な防衛や安全保障協力は両国関係の重要な特徴だ。中国側の長期にわたるパキスタンへの援助や支援に感謝する。パキスタン軍側はパキスタンと中国の両国の友好協力を絶えず固め、深化させることを支持し、中国側によるテロリズムを打ち砕き、国家の安全を守る努力を引き続き堅固に支持してゆく。
(新華網日本語)
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