国際連合(国連)の人道支援機関は17日、イエメン衝突の影響を受けているイエメンの国民750万人を救うため、国際社会に対し2億7400万ドルの緊急支援の提供を呼びかけました。 国連事務総長報道官室は「国連の人道支援機関などは同日、ヨルダンで緊急募金活動を行った。集まった募金はイエメンの国民の医療、飲用水、食品、臨時避難所などに用いられる」と明らかにしました。
国連人道問題調整事務所によりますと、イエメン衝突は3月に始まってから急激にエスカレートし、全国多くの地区に拡大しているということです。
統計では、イエメンにはおよそ1200万人が十分な食品を得られておらず、児童16万人が栄養不足の状態にあり、また一部地域では燃料と電力が不足し、水の供給が停止されているということです。
(中国国際放送局)
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