【新華社ワシントン4月17日】米国財務省が15日発表したデータによると、中国は2月に米国債の持ち高を引き続き減らしたことにより、日本が中国に代わって米国の最大の債権国となったという。
またデータでは、2月に中国は154億ドルの米国債の持ち高を減らし、保有残高が1兆2237億ドルまで減った。中国は6ヶ月連続で米国債の持ち高を減らし、これまでの一年で、中国は計492億ドルの米国債の純持ち高を減らしたことを示している。
日本は2月に142億ドルの米国債の持ち高を減らし、保有残高は1兆2244億ドルまで減り、中国に代わって米国最大の債権国になった。これまでの一年で、日本は計136億ドルの米国債の純持ち高を増やしたことになる。
アナリストは、中国が米国債の持ち高を連続で減らしたのは、その膨大な外貨準備高の運用方法や手段を大幅に広げ且つ最適化させる決意をした可能性があると意味するとみなしている。2014年末時点で、中国の外貨準備高は3兆8400億ドルに達した。
2月末時点で、外国の主要債権者が保有する米国債の残高は6兆1628億ドルで、1月末の約6兆2194億ドルを下回った。
(新華網日本語)
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