金融業の初任給が最高 32万円以上も
各業界間では、大卒者の初任給にそれほどの差はないものの、同じ業界内における初任給の上下幅はかなり大きい。うち、今一番発展が著しい電子商取引業界を見ると、学部卒業者(非営業系)の初任給は、最低で3500元(約6万6500円)、最高で1万6000元(約30万4千円)、1年に16カ月分の給与だった。
金融業界を見ると、2015年度の学部卒業者、修士課程卒業生の最高初任給は、共に1万元以上。修士課程卒業生だけを見ると、最高で1万7000元(約32万3千円)だった。その多くが商品開発や業界研究系のポストで、3-5年以内に年収が100万元(約1900万円)を超える可能性もある。一方、初任給が5000元以下の企業は10%以下だった。また、5000元以下のケースのほとんどが営業系のポストで、高額の歩合が待っている。不動産業界や建築業界も同様の結果となっている。うち、建築系を専門に学んだ大卒者の初任給が最も高い。修士課程卒業生や学部卒業生のうち、土木建築エンジニアなどの比較的仕事がたいへんな技術職に就いた人の初任給には差があるものの、その差はわずかで、8000-1万元の間となっている。企画、管理系のポストは、学部以上の学歴が求められ、上場企業、有名企業の場合、月給が約5000元となっている。
(人民網日本語版)
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