アメリカのオバマ大統領は8日、ソマリア情勢が依然としてアメリカの国家安全と対外政策を脅かしているとして、今年4月で期限が切れる制裁措置を1年延長すると発表しました。
オバマ大統領は2010年4月、ソマリアの一部の個人や団体に対し、制裁措置を発令しました。2012年7月には、ソマリアからの木炭輸入の禁止や、ソマリアの平和、安全を脅かし、人道救援を妨げる、さらに多くの個人や団体を制裁の対象にすることを発表しました。
木炭輸入を禁止する理由について、米政府は「ソマリアのイスラム過激派"アルシャバーブ"は木炭の取引で相当な利益を得ている」と指摘しています。
(中国国際放送局)
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