今世紀で持続時間が最も短いとされる「皆既月食」が4日夜に観測できます。これは2014年4月15日からの「4連続の皆既月食」の3回目(2回目は2014年10月8日、4回目は2015年9月28日)にあたります。また4回目は中国国内では観測できないため、今回を逃すと、中国にいる人々にとって次に皆既月食を見られるのは2018年1月31日になるということです。
中国天文学会の会員でもある天津市天文学会の史志成理事は「皆既月食は非常に鑑賞価値がある。地球から見ると、月は珍しい赤銅色に染まり、いわゆる"赤い月"と呼ばれる」と述べました。
4日に観測できる今回の皆既月食は、北京時間の午後6時15分ごろに満月が欠け始め、午後9時45分ごろ終了します。そのうち、皆既食となる「赤い月」を楽しめる時間はわずか約12分と今世紀最短だということです。
(中国国際放送局)
推薦記事:
「赤い月」がやってきた!今年初の皆既月食が現われ