【新華社北京4月3日】記者が3日に最高人民検察院から得た情報によると、周永康中国共産党中央政治局の元常務委員、中央政法委の元書記の収賄、職権濫用、国家機密の故意漏洩の容疑に関わる案件は、最高人民検察院による偵察が終了し、法による管轄の指定を経て、天津市人民検察院・第一分院へ移送されて審査起訴が求められていた。天津市人民検察院・第一分院が4月3日、天津市第一中級人民法院に公訴を提起した。
検察機関は審査・起訴期間中、法によって周永康被告人に享有できる訴訟権利を告げ、周永康被告人を尋問し、彼の弁護人の意見を聴取した。天津市人民検察院・第一分院の訴状では次のように告発した。周永康被告人は中国石油天然気総公司の副総経理、中国共産党四川省委員会の書記、中国共産党中央政治局委員、公安部長、国務委員と中国共産党中央政治局常務委員、中央政法委の書記などの職務を務めた期間、職務上の便宜を利用して、他人のために利益を図ったことで、他人から巨額の財物を不法に受け取った。職権を濫用して、公共財、国家と人民の利益に甚大な損失を被らせ、社会に悪影響をもたらし、事情が特別に重大である。国家機密を守る法の規定に違反し、国家機密をわざと漏洩し、事情が特別に厳重である。法によって、収賄罪、職権濫用罪、国家機密の故意漏洩罪で周永康被告人の刑事責任を追究すべきだ。(翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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