日本は24日、新たな姿勢を示した。麻生太郎財務相は同日の記者会見で、「加入はやや困難だ」と述べた。テレビ朝日は麻生財務相の発言を引用し、「日本はAIIB加入に極めて慎重な立場をとっている」と報じた。日本経済新聞は23日の社説で、日本にアジアの大勢を読むよう促した。「加入しようがしまいが、AIIBはそこにある。日本は拒絶する態度を取り続けるべきではない」
ドイツの財政 経済情報サイトは24日、「中国の高速列車に便乗」と題した記事の中で、「欧州の一部の国がAIIBに加入するのは、一時的な思いつきなどではない。世界経済の秩序に、変化が生じているのだ。未来の世界一の経済大国は中国だ。中国は世界で成長率が最も高い国であり、巨額の外貨と広大な市場を手にしている」と指摘した。
ドイツ語新聞『ノイエ チュルヒャー ツァイトゥング』は、「中国が世界に溶け込む」と題する記事の中で、スイス連邦副大統領兼経済相のシュナイダー アマン氏の発言を引用し、「中国がAIIBの設立を主導するのは、国際社会に対する責任である。各国が相次いで加入を表明しているのは、中国に対する承認を意味する」と報じた。
(チャイナネット)
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