2015年3月17日、中国香港のアクションスターのドニー・イェン(甄子丹)が、映画の名門大学・北京電影学院の入試で面接官を務めた。新浪が伝えた。
17日、女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)や俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)など、数々の人気スターを輩出してきた北京電影学院の高等職業学校で入試が行われた。今回、面接官としてアクションスターのドニー・イェン(甄子丹)と、同校の卒業生であり映画「レッドクリフ」「さらば、わが愛/覇王別姫」などで知られるチャン・フォンイー(張豊毅)を起用。活躍中の俳優を起用するのは初の試みとなった。
ドニー・イェンによると、前日は眠れぬ夜を過ごした。最終面接に残った214人のうち、合格できるのはわずか30人という狭き門。それだけに、「自分の判断が若者の今後に影響する。責任の重さに悩んだ」と語っている。
面接官として評価の基準については、「役者は人を引きつける力が必要。その人を見た時、一瞬で引きつけられるものがあるかどうかを重視した」と語る。また、今回の受験生たちについては、「自分が同じ年齢の頃と比べて、ずっとしっかりしている。自分なら緊張して何も話せなかっただろう」と語っている。
試験を受けた学生たちは、2人の人気スターについて「驚くほどフレンドリーで、素顔がのぞけた」と感激の思いを語っている。また、「憧れのドニーに会えたので、落ちても悔いはない」と話す人もいた。
(新華網日本語)
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