中国外務省の洪磊報道官は18日の定例記者会見で、「アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設は、アジアの発展を促し、アジアの人々に福祉をもたらすことを目標としている。AIIBは開放的かつ包容力のある原則に則り、それぞれの優位性を取り入れ、全世界の金融管理の整備にプラスとなる」と強調しました。
一部の西側国家のAIIBへの参加表明においてアメリカが影響を与えられなかったというメディアの見解についてコメントを求められた際、洪報道官は「AIIB創設の提案はこれまで多くの国から反応と支持を得た。これは、AIIBの生命力の表れだ。われわれはAIIBを高効率な投資と融資のプラットフォームにし、アジアのインフラ施設建設と経済発展を促すことに自信を持っている。これを成し遂げるために、各国と共に努力していきたい」と指摘しました。
洪報道官はまた「16日時点で、AIIBの創設メンバーとして参加意向を表明した国は既に27カ国に達した」と明らかにし、「期限の今月31日までに決定を下してほしい」と創設メンバーとしての参加意欲を持つ国に働きかけました。さらに「開放的かつ包容力のある多国間開発機構として、AIIBの扉は興味を持つ国に向けて常に開いている」と表明しました。
(中国国際放送局)
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