2015年3月7日、人民日報によると、全国人民代表大会の代表を務める上海市環境保護局の張全(ジャン・チュエン)局長は6日、「上海市は今年から第6次環境保護3年行動計画をスタートする。220件あまりのプロジェクトを計画しており、総投資額は約1000億元(約1兆9000億円)に上る見込みだ」と述べた。
上海市は今年、環境保護基準を満たさない「黄標車」、中小規模のボイラー、重点企業の構造調整を引き続き推進するとともに、石炭火力発電所の排出量を大幅に引き下げるための改良措置や粉塵の排出抑制措置なども引き続き進める。船舶・港湾の汚染抑制措置もスタートする。張局長は、「船舶が使用するのは重油であり、重油が排出する汚染はガソリンを上回る。長江デルタ地域には8万8000隻の船舶があり、国内の船舶総数の56%を占める。そこで長江デルタ地域は船舶・港湾の汚染対策で一歩先を行かなければならない」と話す。
上海市はこのほか、船舶・港湾の汚染の抑制、長江デルタ地域の車両の地域の枠を越えた共同管理メカニズムなどといった新たな措置を打ち出す予定だ。
(人民網日本語版)
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