【新華社北京3月11日】中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の範麗青報道官は11日に定例記者会見で次のように示した。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は3月4日午後、中国人民政治協商会議第12期全国委員会第3回会議に参加する中国国民党革命委員会、台湾民主自治同盟、中華全国台湾同胞聯誼会の委員らを見舞い且つ聯組会(合同会議)に参加した際、両岸関係について重要な演説を発表した。演説は今後の一時期において台湾に対する活動を推進し、両岸関係の発展道路を拡大するために方向を明らかに示した。
範麗青報道官は次のように述べた。習近平総書記の重要演説では四つの「揺るぎなく」が提出され、両岸各界の幅広い注目を受けており、積極的な反響を出している。そのうちに含まれる主要な精神は次の通り。一つ目は、両岸関係の平和的な発展の道を揺るぎなく歩み続き、平和的な発展の成果には両岸同胞の共同維持が必要だと強調すること。二つ目は、両岸双方が「九二共通認識」を堅持し、「台湾独立運動」に反対するという共通の政治基盤の重要性を強調し、「九二共通認識」堅持の核心は大陸と台湾は一つの中国に属するのを認めることにあり、「台湾独立運動」が両岸関係の平和的な発展における重大な障害であり、台湾海峡の平和・安定の最大な脅威であり、必ず断固として反対しかつ抑制しなければならないと強調すること。その点で、大陸側の態度は明確で、一貫したもので、如何なる変化が決して生じることはないこと。三つ目は、大陸側が両岸同胞のために福祉を図る真摯な善意を表明し、それが我々の両岸関係発展の着目点と立脚点であると指摘すること。四つ目は、両岸同胞に手を携えて心を一つにして、共に中華民族の偉大なる復興を実現するよう呼びかけること。
範麗青報道官は次のように示した。習近平総書記の重要演説は台湾海峡の時局の新たな変化を的確に把握し、全局を総攬し、将来に目を付け、両岸関係の平和的な発展を推進する大陸側の自信や決心を示し、高い即応性を備えている。我々は真剣に勉強して理解し、貫徹・実行して行きたい。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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