中国国家工商行政管理総局(工商総局)の張茅局長は9日、「2014年、商事制度改革が著しい成果を収めた。これを踏まえ、今年は政府の職能をさらに転換させ、行政権限を簡素化し、権限を下部組織へ委譲することより、政府のミクロ経済へのコントロールを緩め、市場の活力をさらに増していく」と述べました。
これは、張茅局長が第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見で「商事制度改革」についての質問に答えて述べたものです。
張茅局長は、また、2015年に工商総局が推進する次の5つの活動を紹介しました。
1、申請登録制度のさらなる利便化を図る。
2、市場参入管理様式のイノベーションを推進し、(従来と順番を逆にし、)経営者は先に営業許可証を獲得し、その後許可手続きをするという改革をさらに進める。
3、政府による公共サービスの効果の最大化を推し進める。
4、(登録手続きが簡素化になったため)法による事中・事後の監督管理を強化する。
5、企業情報公開システムによって、零細企業の名簿を作り、零細企業の発展を支持する。
(中国国際放送局)
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