中国の高虎城商務相は7日、第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の記者会見で、今年の政府活動報告で定められた6%の輸出入成長率の実現に自信を示しました。
今年1月の輸出入は10%のマイナス成長が見られました。高商務相によりますと、先行指標の分析によると2月もマイナス成長のままですが、下げ幅は縮小し、3月からはプラス成長になると予測されているということです。
これについて、高商務相は「現在、国内外の貿易環境に明らかな変化は見られない」として、2015年の6%の輸出入成長を実現するために、輸出免税負担制度の整備、費用徴収ポジティブリストの作成、貿易の利便化の向上を含む対外貿易の安定成長をサポートする政策措置を打ち出すなど4つの取り組みを紹介しました。
(中国国際放送局)
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