【新華社ウェリントン3月6日】ニュージーランドの複数のメディアは5日、米国の検閲システム「プリズム」を暴露したスノーデン氏の最新公開文書について報じた。文書によると、ニュージーランドの情報機関が太平洋地域の複数の国で民衆の通信データを収集し、「ファイブアイズ」の加盟国と共有するという。
ニュージーランド政府は上述の件に対し否定する見解を示した。報道によると、スノーデン氏の提供した極秘文書は、ニュージーランドの情報機関がソロモン諸島、フィジー、キリバス、トンガ、バヌアツ、ナウルやサモアなどの国々の民衆の携帯メール、インターネットや通信データなどを含む情報を収集し、その後「ファイブアイズ」同盟の他のメンバーである米国、カナダ、イギリスおよびオーストラリアと共有していたことを明らかにしていたという。ニュージーランド首相事務室は当日、スノーデン氏の提供した情報は「時機後れ」で、また文書の内容の真実性には疑いがもたれると伝えた。ニュージーランドの政府通信安全局は関連情報へのコメントを拒否し、またその活動は権限を与えられ且つ独立審査を受け入れていると表明している。
(新華網日本語)
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