2015年2月28日、韓国・ソウル新聞は、韓国文化体育観光部関係者の話として、2014年のソチ五輪で銀メダルを獲得したフィギュアスケートのキム・ヨナと、禁止薬物検査で陽性反応が検出された競泳界のスター・朴泰桓(パク・テファン)に今年10月、国際大会などで優秀な成績を収めたアスリートに与えられる体育勲章の青龍章(1等級)が贈られる見通しだと報じた。中国・網易体育が伝えた。
文化体育観光部の関係者は27日、「キム・ヨナと朴泰桓はともに青龍章の叙勲基準を満たしている。2人には今年10月15日に授与することになるだろう」と述べた。
同部は昨年、最高位の青龍章の叙勲基準を1500点へと引き上げた。キム・ヨナはソチ五輪の銀メダルを加算しても1440点であり、勲章が受けられなくなったため、メディアや国民から批判が寄せられた。これを受け、同部は特例条項を適用してキム・ヨナへの青龍章授与を進める方針を明らかにしていたが、内部手続き等の問題により昨年中には実現していなかった。
3490点の朴泰桓については、「禁止薬物検査で陽性反応が出たことは、青龍章の受勲資格の喪失を意味するものではない。昨年のアジア大会での銀メダル獲得による点数を除いても、受勲資格を完全に有している」とした。
(新華網日本語)
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